土地探しのポイント ~その4~

isさん:
こんにちは、is moreのisです(^o^)
moreさん:
こんにちは、同じくmoreです。
isさん:
さあmoreさん!
いよいよ、現地視察ですねー!
moreさん:
ほっほっほ。
現地視察なんかすると、ぐっと家づくりに近づいた感じがしますよね〜(笑)
isさん:
部屋で地図を広げてうーうー唸っててはわからないですからね(笑)
moreさん:
では、その土地に自らの足で立って、自分の五感をフルに使って、よく観察してみましょう。
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isさん:
ではmoreさん、まずなにからチェックしていきましょう?
moreさん:
では以下の項目をチェックしてみてください。
・敷地の広さは十分ですか?
・敷地のかたちは問題ないですか?
・日当たりはどうですか?
・風通しや眺望はどうですか?
・隣の家との境界ははっきりとしていますか?
・悪臭、騒音、振動はないですか?
・クルマや人の往来の様子はどうですか?
・プライバシーは守られそうですか?
isさん:
なるほど〜。
大まかに4つ、細かくチェックすると8つですね〜。
moreさん:
前の繰り返しになりますが、土地の下見は、できれば複数回、異なる条件で行うのがよいと思いますよ。
そして 「うん、大丈夫、この土地なら満足」そう思うことができたら、すぐに帰るのではなく、周辺を歩いてみてください。
不動産屋さんのクルマでちょっと回ってもらってもいいですが、できれば自分の足で、自分のペースで、時間をかけて歩いてみる方がよいです。
そして、周辺環境をしっかりチェックです。・街並みや近所の雰囲気はどうですか?
・最寄り駅やバス停からの距離はどうですか?
・スーパーやコンビニ、その他商業施設との距離、利便性はどうですか?
・病院や交番、その他公共施設との距離はどうですか?
・子どもが通う幼稚園や学校との距離、通学路の安全性はどうですか?
・周囲の防犯対策は整っていますか?
・道を歩く人たちの雰囲気はどうですか?
・通勤に支障はありませんか?
・交通状況、渋滞はどうですか?
・災害リスク(川や海、用水路、湿地、崖など)はありませんか?
・そばに高層マンションが建つ、高架工事をしているなどの環境急変のリスクはありませんか?

isさん:
おお〜。
その土地だけでなくて、周辺も歩いて見たほうがしっかりチェックできそうですね!
moreさん:
周辺環境は、家づくりではどうにも改善できない部分です。
どんな優れた建築家でも、土地の外側のことは無理です。
家を建てる本人が「何を大事にして、何を妥協するか」で善し悪しを判断し、決めなければいけないところですね。
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isさん:
これだけチェックすることがあると、確かにあらかじめどんな暮らしがしたいか決まってない後々問題が出てきそうですね〜。
moreさん:
わかっていただけましたかな?(笑)
さて最後に、土地の売買は、不動産屋さんなど仲介業者が間に入るのが一般的です。
信頼のおける仲介業者と契約を結ぶことは、その後の安心にもつながります。
知名度や業績も大事かもしれませんが、その土地の周辺状況をきちんと教えてくれるか、よい点だけじゃなく、不都合な点もちゃんと説明してくれるか、そういった誠実さや担当者の姿勢はとても重要です。
isさん:
土地だけでなく、その土地を管理してる業者選びも大事ってことですかね(笑)
moreさん:
契約書にサインするとき、こまかな質問にも丁寧に答えてくれるかどうかで、土地売買のトラブルを事前に回避することができます。
大事な家づくりですから、満足のいく状態で納得して進めていきたいものですからね!
以上、ちょっとかけ足ではありましたが土地選びのポイントを挙げてみました。
isさん:
おかげさまで、自分にあった「いい土地」の探し方ってのが見えてきましたよ!
moreさん:
閑静な住宅地で街にも近く、生活は便利で、日当たりのよい角の土地、地域住民はみんな穏やかないい人で清潔、交通の便もよく、その土地に住んでいることが誇らしい、そんな「誰もがいい土地と認める土地」をやみくもに求めても、手に入る可能性は限りなく低い、と私は思います。
「資産価値の高い土地」「誰もがうらやむ土地」を探すよりも、自分のフィーリングにしっくりくる土地、直感で「ここに暮らしたい」と思える土地と出会うこと。
「自分たちにぴったりの土地ってどこだろう」
「この土地ならば、ずっと愛着を持って暮らせそうだ」
「欠点があるのはわかっているけど、それは暮らし方や家づくりの工夫で問題にしない」
そんなスタンスの方が、自分たちの暮らしにぴったりのパートナー(土地)、見つけられると思いますよ。
isさん:
なんだか壮大な話になってきちゃいましたが、その重要性がすごく伝わってきます。
先の話でmoreさんが熱くなったのもわかりますね〜。
moreさん:
ご理解いただけて嬉しいです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
以上、土地探しのポイントについてをお送りしました。