isさん:
こんにちは、is moreのisです(^o^)
moreさん:
こんにちは、同じくmoreです。
isさん:
前回は「しっかり自分で考えて建てた家」の「暮らしやすさ」について話ていただきました!
moreさん:
そうでしたね。
それでは次に挙げるのは、「無駄に高い家を買わされる可能性」についてです。
isさん:
ええー。
注文住宅なのにですか~?
moreさん:
そこが落とし穴だったりします。
「注文住宅のよさは、なんといっても自分たちのわがままを聞いてくれること!」そんなふうに思っていませんか?
そこはちょっと注意していただきたい。
isさん:
わわ、今まさにそれでしたね…。
moreさん:
「なんでもお客様の希望に合わせて家をつくります」というスタンスのビルダーが、「ミリ単位でお客様の要望通りに設計します」と言ったら、isさんどう思いますか?
isさん:
そうですね~。
そこは「親切ないいビルダーさんだな~」「すごく親身になってくれてるな~」って思うかもしれませんね。
moreさん:
そうであったらな、ちょっと待ってください。
そのビルダーの感覚は、お客様目線のようで、実はまったく異なるものなのです。
isさん:
えっ!? そうなんですか?
moreさん:
例えば、家のいたるところをミリ単位でオーダーメイドしたら、果たして大工さんや職人さんの作業はどれだけ増えるでしょうか。
当然それは、コストとなって家の値段に反映されます。
isさん:
あっ…、確かにそうですね。
moreさん:
家づくりには、基準となるサイズ、規格というものがあります。
それは効率的かつ合理的に家をつくるための基本的なルールなのです。
そのルールと予算のバランスを考慮し、できる範囲でできることを考える。
そしてそれをお客様に提案し、ときには説得もする。
それが、本来あるべきビルダーの姿勢ではないでしょうか。
isさん:
終始にこにこ笑顔で、なんでもハイハイ聞かれていたら、逆に怖い感じもしてきますね。
moreさん:
そうでしょう。
また、家づくりの材料にしてもそうです。
日本の家づくりにおける「建材」の入手方法は、メーカーから商社、問屋、卸業者、そして住宅会社と、たくさんの会社を経由し、無駄な流通コストをかけています。
だから、日本の家は高いのです。
そのことを知らんぷりして、「お客様のお好きな建材を自由にお選びください」とやっているビルダーが少なくないのが、残念なところです。
isさん:
おお、家づくり素人の自分にしたら建材の流通コストなんか考えも及びませんでした…。
moreさん:
例えば、同じ質・性能の建材があったら、メーカーから直接仕入れることのできる低コストのものを使う。
そういう感覚を、発注する側もされる側も共通認識として持ていれば、家づくりそのもののレベルがぐんと上がると思いませんか?
isさん:
そのための事前知識というわけですね!
moreさん:
そうです。
みなさんには事前知識を学び、そうしたことも考えて「無駄に高い家を買わされる可能性」を回避して家づくりをして欲しいのです。
引き続き次回もこの「しっかり自分で考えて建てた家」の最後のポイントをお伝えしたいと思います。
isさん:
お願いします!
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