リノベーションとリフォームの違いって?

isさん:
それではmoreさん、前回のお話の続きをお願いします!
moreさん:
もちろん、喜んで! で、なんでしたっけ?
isさん:
…moreさん意外と天然ですか!? も〜やだな〜、「リノベーション」と「リフォーム」の違いについてですよ!
moreさん:
ふっふっふ、冗談です(笑)
よく「リノベーション」の話をすると、「あー、リフォームのことね!」っておっしゃる方もいますが、厳密に言えば、ちょっと違うんですよね。
isさん:
あ〜、僕はかなりごっちゃ…というか、響きだけの違いかと思ってました〜。
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moreさん:
正直なところ、「リフォーム」はこれで「リノベ」はこれ!と、正確な線引きは難しくて、その言葉の意味するところも使い分けもだいぶ曖昧ではなります。でも、家づくりに永く携わっている私たちの感覚的には、ふたつは違っています。
isさん:
具体的に言うとどんな違いになるんですか〜?
moreさん:
例えば、壁が汚れたから壁紙を貼り替えます。キッチンのガスコンロが壊れたから、キッチンの設備を取り替えます。外壁を塗り直したり、ユニットバスを新式のものに入れ替えます。これらは、「リフォーム」です。
一方で、壁をなくしたり位置を変えたりして間取りを変更します。内装を変更するとともに配管も取り替えます。家具の配置も、雰囲気も、その家での暮らし方をガラッと変えます。こういった工事は、「リノベーション」です。
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isさん:
はは〜ん、なるほど、前回言っていた現代のライフスタイルに適したものにするのが「リノベーション」っていう意味がわかってきました。
moreさん:
されに言えば、設備を変更したり修繕したり、どちらかといえば、古くなったものを元に戻す、キレイな状態にする。改修する。そんなニュアンスが「リフォーム」。それに対して、新築のとき以上に性能やデザインをよくしたり、住む人のライフスタイルに合わせて「新しい価値」を創造する。そんなニュアンスが「リノベーション」です。isさん:
おお〜。生活に合わせて新しい付加価値をつけて再生させる…これからはリノベーションの時代なんじゃないですかね!

moreさん:
どうです? リノベーションしてみたくなってきましたか(笑)