長期優良住宅ってどういうこと? 〜その1〜

isさん:
こんにちは、is moreのisです(^o^)
moreさん:
こんにちは、同じくmoreです。
isさん:
moreさん!moreさん!
住宅キーワードで「よく耳にするけど、なんのこっちゃ?」ってのがあります!
moreさん:
おお、でましたね不明ワード。
ではお聞きしましょう。
isさん:
新聞や住宅雑誌などに、よく「長期優良住宅」という言葉を耳にします!
この「長期優良住宅」っていったいどういうことですか?
何が優良だといいんですかね??
「優良」と判断されるには何か基準とかあるのですかー?
moreさん:
はい。
では今回はこの「長期優良住宅」についてお話していきましょう!
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isさん:
漠然とですけど、長い期間にわたっていい状態が保つ的な家…ってイメージがありますが…?
moreさん:
まあ、おおよそのイメージはそんなところです。
まず、2009年6月に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律(通称「長期優良住宅法」)」が施行されました。
これは「住まいの質に着目して、家をしっかり維持管理して、質の良い住宅を長く大切に使うことで、地球環境への負担を減らしましょう、繰り返し使い続けることで建て替えのコストなどを削減しましょう」という目的を具体化した法律ですね。
isさん:
なるほど。
ではそれに見合った家が「長期優良住宅」ってことですね!
moreさん:
はい。
ただ、ここでいう「基準」はあくまで法律に基づくもので、その家が長期優良住宅か否かを決めるのは、オーナーやビルダーの主観的判断ではありません。
所管行政庁の判断になります。
公的な機関の審査と認定を受けてはじめて、「長期優良住宅」となるのです。
isさん:
おお〜、審査ですか…。
なんか敷居が高くて大変そうですね〜。
お金もかかりそうだなー。
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moreさん:
まあそうですね〜。
工事費も坪あたり10万円くらい高くなることもあります。
ただ最近では標準仕様にしている建築会社も増えてきていますよ。
isさん:
予算に合うようなら検討してみたいですね〜。
moreさん:
この「長期優良住宅」のメリットとしては、公的機関の審査に通り「長期優良住宅」のお墨付きをもらった家ということで、減税などの様々な優遇措置を利用できる、ということですね。
あと、お国からのお墨付きですから、質の良い家で暮らせるという心の安心と、万が一手放すことがあっても「高く売れる」といったところでしょうか。
逆にデメリットとしては、建てる前の書類審査や建設中の検査が多いので、建物の大きさや仕様によりますが、間取りに制限をうけることがあったり、工期も長くかかったりすることもあります。
isさん:
「優良」だからって、メリットだけじゃなくデメリットもあるんですね〜。
moreさん:
ふっふっふ、そうですね〜。
では次回はこの「長期優良住宅」の基準について解説していきましょう。